ご進物の手引き(概要)
取引先の新規上場、創業周年記念、本社移転の祝儀マナー。失礼のない相場観(3万〜10万円)、木札の書き方、火災を連想させるタブー品、空間を彩る大輪胡蝶蘭やオフィス観葉植物の手配手順を網羅。
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総務・秘書実務の慣例に基づき、客観的に選定しています。
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取引先の株式上場、創業記念式典、または新社屋への移転は、企業活動における最高峰の慶事です。
これらのお祝いでは、通常の贈答品とは異なり、受付や執務室に並べられることを前提とした格式と見栄えが求められます。
他社からの祝花が並ぶエントランスにおいて、自社の社名木札が誇り高く映える品を選ぶことは、良好なパートナーシップを対外的に示す重要な機会でもあります。
本稿では、移転祝い・上場祝いにおける相場観、絶対に避けるべきタブー、手配のタイミングを分かりやすく整理しました。
慶事別 相場目安と避けるべきタブー品
- 重要取引先・資本提携先の上場・周年: 50,000円〜100,000円(大輪胡蝶蘭5本立または高級記念品)
- 一般取引先のオフィス移転: 30,000円〜50,000円(大輪胡蝶蘭3本立〜5本立、または観葉植物)
- 知人・関連企業の移転: 15,000円〜30,000円
- 厳禁のタブー品: 赤い花や赤いラッピング(赤字や火災を連想させるため)、灰皿やライター、壁に穴を開ける必要がある掛け時計などは移転祝いでは固く避けられます。
- 手配のタイミング: 移転当日は荷物の搬入で混雑するため、通常は「業務開始日の前日午前中」に届くよう手配します。
1. 最高峰大輪胡蝶蘭(白・5本立ち・55輪以上)
新社屋のエントランスにふさわしい圧倒的な存在感を放つ定番中の定番です。
花言葉は「幸福が飛んでくる」であり、企業の永続的な繁栄を祈る意味合いを持ちます。
縦書き木札には「祝 御移転」「祝 御上場」と朱文字で記し、自社の社名・役職・代表者名を正確にレイアウトします。
2. オフィス空間向け大型観葉植物(パキラ・ウンベラータ)
「発財樹」とも呼ばれ商売繁盛のシンボルとされるパキラや、柔らかなハート型の葉が親しまれるフィカス・ウンベラータです。
花粉や強い香りがなく、移転後も長く執務スペースのグリーンとして活用されるため、近年IT企業やデザインオフィスで特に人気を集めています。

