【皇室御用達】大和屋シャツ店 — 140年以上の歴史が紡ぐ、オーダーシャツの原点

皇室御用達
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伝統と誇りを感じる歴史

大和屋シャツ店は、1876年(明治9年)、横浜・関内の弁天通りで創業した日本最初のワイシャツ専門店とされてきました。創業者の石川清右衛門が西洋から伝わった白いシャツ(White shirt)に触れ、その構造を研究したことから、ワイシャツ文化の礎を築いたと伝えられています。この「White shirt(ホワイトシャツ)」が聞き間違えられて「ワイシャツ」と呼ばれるようになったというエピソードは、シャツ文化の入り口を象徴する逸話として語り継がれているのです。

時代の流れの中で海外にも進出し、大正期には銀座・神戸・ニューヨーク・中国・天津にまで支店を広げ、一流の技術と評されるまでに発展しました。また、明治・大正天皇や海外の著名な人物が顧客に名を連ねていたと伝えられ、その歴史の重みと評価の高さが窺われます。

銀座という場所で生き続ける老舗

第二次世界大戦中の厳しい時期には、営業停止や横浜大空襲による店舗・工場の消失という試練も経験しましたが、その後、昭和28年頃に銀座で再興し、現在に至っています。銀座という洗練された街角で、140年以上の時間を経てもなおオーダーシャツをつくり続けていること自体が、この店の揺るぎない存在価値を物語っているように感じられます。

職人技と素材へのこだわり

大和屋シャツ店では、世界各国の高級生地を取り揃え、1点1点オーダーに応じて仕立てるスタイルを大切にしています。カルロ・リーバやトーマス・メイソン、アルモなど名だたる生地メーカーの素材が並ぶ店内は、選ぶ楽しさと本物への期待感を高めてくれます。こうした選択肢の豊富さは、長年の信頼関係の賜物であり、店の歴史とともに培われてきたものだと評価されています。

丁寧な採寸とコミュニケーションを重視し、単に数字を測るのではなく、着用される方の体型や動きのクセ、用途まで見据えた提案が行われるのも、長年の職人技が活きたサービスのひとつです。こうした細やかな対応が、着心地の良さと満足感を生み出しているのではないかと感じられます。

現代に寄り添う上質な提案

現在の銀座大和屋シャツ店では、ワイシャツのみならずカジュアルシャツやパジャマ、アクセサリー類も揃い、幅広いシーンで活用できるアイテムが並びます。素材やディテールにこだわったオーダーは、フォーマルな装いはもちろん、日々の暮らしの中でも上質を感じたい方に寄り添う仕立てとされています。

長い年月を経ても変わらず「本物を追求する」という姿勢を保ち続ける大和屋シャツ店は、単なる昔ながらの老舗というだけでなく、現代のライフスタイルにも豊かさをもたらす存在として評価されています。


📍 公式サイト: https://www.yamatoya-shirts.co.jp/
銀座での特別な一着を思い描くなら、その歴史と職人技を感じられるこの場所を訪れてみる価値がきっとあることでしょう。