「加賀丸」とは、その名の通り、加賀でよく使用されていたお椀の形が由来となっています。
大きなサイズは、雑煮椀としてだけではなく、吸物や煮物にもご活用頂ける多用途な使用感も大変にお勧めです。「うるみ」と呼んでいる、チョコレート色の仕上げも落ち着きがあり、使いやすさと穏やかな表現が特徴。 品質、使い勝手、そして漆の魅力があますことなく凝縮した作品と呼べる一品ではないでしょうか。
白檀(びゃくだん)とは、塗りの技法をさし、写真でご覧の通り、透けた飴色の部分を指しております。 銀箔の上に漆を塗り重ねるという、大変贅沢な作業を経ており、非常に上品で、落ち着きと華やかさが競演しています。
和とも洋とも言えない、独特の質感をどうぞお楽しみください。
小鉢として、あるいはご飯を入れて・・ お茶を入れても丁度良いサイズです。 洋食器としてのご利用も楽しい、シーンを選ばない、多目的で、贅沢な仕上げとなります。美しいフォルムと、艶やかな仕上げは伝統美でありながら、スタイリッシュな印象です。
都心から数百km離れ、まるで喧騒から逃れるかのようにひっそりと佇む山間。そこに平安堂が皇室や外務省を通じて各国の大使館へも贈られる漆器の製作を担う塗部たちの工房があります。 木地師、塗り師、蒔絵師… どの塗部からも数十年の時を漆器にかけてきた… そんなプライドを感じる工房。何かに没頭し、前人の残した素晴らしいものを継承するということは、人間に「霊的な誇り」さえもたらすのかもしれません。
そんな塗部たちが2006年の新春に向けて取り組んだ作品の一つが今回の「梨地」という古典的な技法を使った作品。